かぎ針のこと その2
先日から編んでいるモチーフ。私にしては細い糸を使っています。リネンで、かりっとした感じに仕上げたいと思っています。
これを編んでいて、ちょっと手がいたくなってきたので、新しくかぎ針を注文。やっと届いたので、わくわくと編んでみました。
ところが、思ったよりも針によって違いが出るものだなと実感することになりました。
私は、特に葉っぱ型の模様のところをきゅっと、きりっと仕上げたいのですが。新しく届いた針は、どうも緩みがちになってしまうのです。なので、出来上がりサイズも少し大きめ。
サイズのことは、今回はどうにでもなるのですが、仕上がりの雰囲気はやはり譲れないものがあり…。せっかく届いたけれど、今回は以前からの金色の針を使うことにしました。
どうして違うのか?それは、針の根元のところのほんの少しの違いにあるようです。
こうして並べてみると、そんなに違いがあるとは思えませんが、よくよく見るとちょっとだけ違います。
この写真の真ん中の、柄が薄いピンク色のものが今回届いた2号針。そして、横にある金色が以前からのものです。ほんのちょっとですが、根元のところの太さが違うのがおわかりいただけるでしょうか?
このぐらいの違いは、あまり気にならないと思っていたのですが、今回編んでいる模様は三つ巻き長編みを編むところで違いがでることに気づきました。多いところでは、三つ巻き長編みが8つ、同時に針にかかります。そうすると、根元に近いところの目の頭が、針が太いことで緩んでくるんですね。うーん。
ほんのちょっとなので、気にしないで編んでもいいかなと思いましたが、どうも気に入らず。こういった模様でない場合は全然気にならない違いなので、新しい針がわるいわけではもちろんありません。いろいろと使い分けていけばいいのだな〜と思います。
なので、やっぱり金色の、懐かしい思い出のある針で。手の痛みを感じないように、ゆるゆると編むことにします。