iPad のケースをつくりました
お久しぶりです。今年もよろしくお願いいたします。
夏から書いていなかったとは。反省。
今年はもっと書いていきたいです。
先日、自分のiPadのケースを編みました。
実は別のことを考えて糸を組み合わせていたのですが、わりと感触がいいと思ったので、試しにiPadのケースをつくってみることに。
私のは iPad mini です。大きさは 20.5 cm × 13.5 cm。
映画も、見逃し配信のドラマも、昔懐かしいアニメなども、ほとんどこちらで見ています。
私は作業部屋は持っていないので、リビングの一角にスペースをつくり、ほぼそこで編み物生活しています。編みながら、縫いながら見ることが多いので、このサイズがちょうどいい感じ。
どっぷりとその世界に浸りたい場合は、chrome cast で飛ばしてテレビで見ています。便利ですねー!
iPadケースを編んでみよう!
私はケースなどはほぼ手づくりしたい派なので、いろんなものを編みくるんできました。
どんなふうにやっているか、ざっくりとご紹介してみようかなと思いました。
まずは出来上がりから。
編み地はとても簡単で、長編みと細編みを交互に編んでいます。長編みだけで編むのが最も早く編めるのですが、ちょっと横に伸びやすかったりするので、今回は一段ごとに細編みを入れてみました。
もちろん、模様編みを入れたい方はお好みで入れてくださいね。
使用糸と針
糸はAvril のものを2本取りで。コットンのカード綿という糸と、もう一つは名前がわからないけど、紙のような繊維でピラピラっと飾りがついている糸です。これは現在は販売していないようです。
[box05 title=”参考”]AVRIL カード綿 かせ[/box05]
針は、編んでみてちょうどいいものを使えばいいです。今回は6号かぎ針です。
どの方向に編みくるむかを決める
まず、編みくるみたいもの(今回は iPad)のどの方向から編むかを決めます。
言い換えると、どの方向から取り出すケースにするのか?ということ。
私は広いより狭いほうが落ちにくく、でも出すときにも問題がないので、細い方から出す形にすることに決めました。
作り目は、鎖編み。ものの長さよりも2cmほど長めにしました。意外と厚み分があって、編みあがってから入れてみたら入らない、ということもありますし笑。
それに、編み進んでいくと幅は狭くなりがちなので、その余裕分も考えています。
底から、編んでみたところ。鎖編みを編み、その周りをぐるっと細編みで1段編んでいます。両端だけ、これも余裕分として1目ずつ足しています。つまり、両端の鎖目のみ、3目編み込むことになりますね。
少し編んだらサイズを確認する
細編みの次に長編みを編みます。ぐるっと1段編んだら、次は細編み。その次の段は長編み。というふうに、編み進みます。2〜3段編んだら、ちゃんと入るか試してみます。あまりにもきつい場合は、この後はもっと幅が狭くなる可能性が高いので、作り目からやり直すのをおすすめします。
ちょうどいい感じだったら、続けて編んでいきます。
仕上げをどうするか決める
ちょうどすっぽりくるむところまで編めたら、閉じるところをどういう形にするか決めます。
もちろん先に決めておけばいいんですけど、編んだ編み地の感じを見て決めるっていうのもアリだと思います。私はそのほうが多いですね。
ボタン止めにしようかなと思って、手持ちのボタンを合わせてみたり。
でも今回は、ひもの先に玉編みをつけることにしました。ひもでくくるっていうのが、結構好きなので。
糸始末をして、仕上げ
縁編みは、バック細編みにしました。普通の細編みでももちろんいいと思います。細編みを3段ぐらい編むとしっかりしますし。
ひもは2本で止める形にしたので、2倍の長さを編み、端を合わせて玉編みを編みました。
袋の縁の長編みのところに通してくぐらせて出来上がり。
何かを編みくるむ作業って、好きなんです。
ガラス瓶や、箱なども、同じように編めますよ。要は、底をつくってから、まっすぐ編むって感じ。編む方向をまず考えておくのが大切と思います。
何かの参考になれば幸いです。
自分のいつもの手づくりについて、また書けたらいいなと思ってます。