親がいないってこと
たまに書く、日記みたいなものを一つ。
今年のできごと、半年分まとめ、のようなもの。
お正月から家族が順番に風邪を引いた。検査してもコロナではなかったけど、咳の長引く感じと倦怠感は経験したことがないもので、、きっとコロナだったんじゃないかなと思っている。私は結局2ヶ月ほど不調だった。
今年は何をやろう?とか考える余裕もなく、日々をただ送っていた感じで。何かをやる気力はまだなかった。
やっと治ってきて、日中の咳が出なくなったなと思ったころに、母が亡くなった。
ずっと施設にいて、熱が出て入院。そのまま退院することはなかった。
同じような感じで一年前に父を亡くしていたので、だいたい予想はついたけれど、やはり寂しく悲しかった。
それにまつわるいろいろな手続きや、決めなければいけないことをやっていたら、疲れすぎてしまった。ますます気力がなくなった感じで。
5月ごろ、ちょっと元気になってきたと自覚できるようになった。6月末からの展示販売へも、つくってみようかと思えるぐらいに回復した。自分でもほっとした。
親との別れはやっぱり寂しい。母は10年前ぐらいに病気で倒れてからは施設に暮らしていて、元のままの母には戻らずあまり話もできなくなっていたけど。
大泣きはしなかったけど、日を追うごとに寂しい気持ちが募る感じ。特に、夜ですかね。
父はたまに、お願いすると夢に出てきてくれるようになった。解決できないことを愚痴ったりして、声に出して言えたことだけでも少し救われた気持ちになって。
生きているときには言えなかったことも、今は言えるんですよね。
心配させるだけだからと、言わないでおいたことも。
夢の中の父は、時にはちゃんと言葉をくれて、それを自分なりに解釈して勝手に安心している。
もういない親に相談することで、自分の心の奥をのぞけるのかもしれないとも思う。
意外と、自分の心ってわからない。誰かに話す形になると、ああそう思ってたのかも、と気づいたりする。
生きるっていうのはそうやって、つらいときもなんとか、言葉はよくないけどだましだましで1日を送るっていうことなのかなと思った。目の前の、やることを(できるだけ)やる、ですね。
暗いお話ばかりで恐縮です。
また元気に頑張る気持ちになってきましたので、頑張ります。