アクリル毛糸たわしを編もう! 私流
もう15年ほど、食器洗い用のスポンジは自分で編んでいます。
きっかけは、自分の好きな色がなかったこと。そのころアクリル毛糸でたわしを編もう、みたいなことが流行してたので、なるほど〜と編んでみました。それから自分の好きなようにカスタマイズして今に至ります。
とにかくシンプルに、が好きなので、そういう感じにつくっていますが、ところどころとても自己流になっています。一例として参考にしていただけるよう、書いてみたいと思います。
使用する材料
使用する糸は、アクリル毛糸ならば何でもいいです。私はここ最近はYOKOTAというメーカーの「カフェキッチン」を使っています。
アクリル毛糸たわしといえばハマナカボニーが有名なのですが、この糸は銀イオンを配合していて防臭・防菌効果があるのだとか。私はただ単に、色が好きだったから使っています。
糸には必ずラベルがついていて、いろいろ情報が書いてあります。その糸にちょうどいいと思われる針の号数とか。この糸のラベルには、こう書かれています。
糸の名前のところに「ダルマイングス手編み糸」とありますが、今の会社名はYOKOTAさんになったそうです。これは以前買ったので、このラベルはちょっと古いかもしれません。
標準状態重量の下の欄に×マークみたいな記号がありますが、これは棒針という意味。その下がかぎ針ですね。今回は棒針を使いますが、8〜10号とあります。この糸を1本取りで編むときには8号、9号、10号ぐらいがちょうどいいですよ、ということになります。
私はごくシンプルなほうが好きなため、棒針でガーター編みだけ。毛糸で編んだたわしは使っているとどうしても伸びてくるので、すごくガチッと固めに編んでいます。糸を2本取りで、針は5号を使うという暴挙(?)にでております。この糸を編むにはかなり細めの針で、しかも2本一緒に編んでいるということになります。
いつも編むサイズは 9cm × 7.7cm。かなり小さいかもしれません。
スポンジが大きすぎると、洗うときによけいに泡が飛んだりしませんか?私は力の入る指のところがカバーできていればいいと割り切り、小さいサイズを愛用しています。
ついスポンジがヘタっているのを忘れがちで、糸が切れてしまって使えなくなってから慌てて編むことも多いのですが、編みたいときにさっと取り出せるよう、この小さめバッグに糸と針をまとめて入れています。
余談ですが、このバッグは昔のピンクハウスのスカートのリメイク。好きなものをリメイクなどして、ずっと使うのはすごく好きです。
話を戻して、編み方レシピ。ごくかんたんです。
編み方
1.作り目
5号棒針を2本使い、指でつくる作り目で10目つくります。
一般的なスティックのりと一緒にパチリ。作り目の段階ではとても小さく見えます。
2.ガーター編みで編む。
すべて表目で編む、一番簡単な編み方であるガーター編みで編んでいきます。
これは8段ほど編んだところ。このサイズで仕上げて、洗面所の蛇口まわり用のスポンジにしたりもします。場所別に色分けなどすると、また楽しめます。
3.伏せ目をしてできあがり
20段編んだら、伏せ目をして、糸端を始末してできあがり!
これで 9cm × 7.5cm です。これでは小さいという方は、作り目を12目ぐらいにするなど、自由に調整してみてください。写真でははっきりわからないかもしれませんが、かなりギュッと詰まった感じです。私はつけていませんが、フックにかけるひもが必要ならば、この余った部分でつくるといいと思います。
以上、かんたんにご紹介しました。いつも使うものを自分でつくるのは、私にとってはとても楽しいことです。キッチンの食器洗いだけでなく、ちょっと磨き、みたいなスポンジをいろいろ作って、お掃除にも使うとさらに楽しいです。 どうぞお試しください。