少し前になりますが、姉と一緒に母の通院に付き添ったときのこと。
母は2年半前に脳出血で倒れるまでは、薬もほとんど飲まないほどの健康体でした。健康診断もしぶしぶ行ってたぐらいで、骨密度もおそらくあまり検査してなかったんじゃないかな。
そんな人が突然、脳出血で倒れ、手術。私たちもびっくりしましたが、本人が一番おどろいていたのではないかと思います。でも、年齢を考えると何があってもおかしくなかったんですけどね、そのとき78歳でしたし。
倒れてからは少し障害が残ったので日常生活に支障が出ていますが、なんとか元気にしています。ただ、入院中に腰の剥離骨折になったことで、重度の骨粗鬆症であることがわかりました。80歳ぐらいになると、薬を飲んでも治療効果はだいぶゆるやからしいです。その薬を飲んで1年ぐらいたった昨年末、母は軽く転んで膝をほんのちょっぴり骨折しました。
整形外科に通い、いろいろと診ていただきましたが、なるべく安静にということしかできず。骨折する前から、ただでさえ歩くのに支障が出ているのに、安静にしすぎて歩かないようにするとほんとに歩けなくなるかもしれないとか。。心配はつきません。歩けるかどうかは、生活する上でとても大切なことですね。
「骨密度って大切なんだなぁ。私たちも今のうちから気をつけなくちゃ。」と、待ち時間に姉と話していたとき。目の前に「骨密度の検査、すぐできますよ〜」というポスターが。まだ時間もありそうだったので、姉と私で検査を受けることにしました。

両手を広げたところをレントゲンで撮ってもらうという簡単な検査。ほんとにすぐに終わりました。結果は、2人とも基準値を超えてました。よかった〜。意外にも、運動をしていない私のほうが値が良かったです。先生によると、食べてるものも重要とのこと。私は海苔とかワカメが好きで毎日食べてるのですが、それもいいらしいです。
私はもう50歳を超えましたが、今からなら骨粗鬆症の治療もできると思って検査したのです。でも治療の必要がない結果だったので、ほっとひと安心。運動も大切らしいので、努めて動いていきたいと思います。
もし検査を受けたことがない方がいらっしゃったら、高齢になる前に、ぜひ検査を受けることをおすすめします。更年期あたりからなら、薬を飲んで値を上げることもまだできるらしいですから。
長生きをしたいとはあまり思わないのですけど、生きている間はできれば健康でありたいです。できることから、やっていこうと思います。